food destination

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私たち人間にとって、人生における最高の体験は美味しい食事をすることです。

この体験の場は平等に与えられている様で、残念ながらそうではありません。味覚が研ぎ澄まされるか否かは、小学生の頃に決まるといわれています。素材が活きている状態で、素の旨みを深く引き出すこが基盤である日本食を、より深く体験するには味覚の精度が問われます。味覚の精度を高め、素直に美味しいものを美味しいと感じられることは、人間活動において最も豊かであることの一つです。

日本食の文化的要素である、季節の移ろい、二十四節気、お祭りやハレやケの日。愛情をもっていただく姿勢にある作法に調理法、調味料、器、見立てや設え、これらの一片でも伝えていくことは、長年、日本食の料理人として従事してきた私にとっての使命であると考えています。

株式会社Food Destination

榎本 鈴子(えのもと すずこ)

秋田県生まれ。大学在学中、直木賞作家藤原審爾氏のもとで日本文化について修学。「分とく山」野崎洋光氏に私淑して懐石料理を始める。1991年に老舗料理旅館を継ぎ、秋田の郷土料理を中心とした懐石料理を出す「櫻山」として開業。地元小学校をはじめとする教育機関においては、「味覚の授業」と題した食育の授業を展開し現在も続けている。近年では、アメリカ–イリノイ大学における日本食の講師としての活動や、フィンランドのフードキャンプでは日本食部門のディクレクターとして参画するなど、世界に向けた日本食の発信において新たなフィールドを開拓している。

  • 農林水産省認定クッキングインストラクター
  • NPO食育ネットワーク秋田代表
  • 羽後町食生活改善推進協議会会長
  • 秋田県知事表彰(栄養改善事業功労者)他

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